井伊家が愛した・・・
2011.01.05
こんにちは!
今日は井伊家当主が愛した能面をご紹介したいと思います。
井伊家当主が集めた能面や装束を紹介するテーマ展「翁(おきな)-新年を寿(ことほ)ぐ」が1日から、
彦根市の彦根城博物館で催されます。
正月や祝賀の際に演じられる演目「扇」で使われる能面や衣装など17点を並べ、
武家が愛好した能の世界を伝えています。
展示するのは、能を愛好した14代当主直忠(なおただ)氏の収集品です。
関東大震災で彦根藩の井伊家伝来品は焼失・散逸したが、その後に集めたうちの一部を紹介しています。
能面「白色尉(はくしきじょう)」は、室町時代の作品です。
神の化身として舞う翁が付ける面で「へ」の字型の眼や綿毛による眉など祝福をもたらす存在として
笑みに満ちた表情が刻まれています。
収集品以外もあり、井伊家6代当主の直恒(なおつね)が長寿をつかさどる七福神の1人を描いた「寿老人図」などが見れます。
期間は2月1日までです。