井伊家ゆかりの寺♪
2010.05.30
こんにちは。
今日は、彦根市にあります、龍潭寺(りょうたんじ)をご紹介します。
このお寺は、井伊家の菩提寺で、近くに多くの末寺をかかえる、学僧の学ぶ大道場でした。
江戸時代中・後期に建立された禅寺らしいわびたたたずまいの山門や仏殿の他、江戸時代初期に建立された方丈は、彦根にある数少ない方丈建築のひとつです。
また、方丈襖絵前104面は、蕉門十哲の一人森川許六によって描かれたもので、市指定の文化財となっています。
このお寺は、庭の寺ともいわれ、「ふだらくの庭」と呼ばれる白砂に48個の石を配した石庭や、学僧が実習として作った庭などが現在も残っています。
井伊直弼や小堀遠州が茶の湯を楽しんだ茶室などもあり、お庭を眺めながらゆっくりと過ごしていただけるのではないでしょうか。
お好みのお庭を見つけに、ぜひお出かけください♪