湖東三山西明寺へ♪
2010.05.12
こんばんは。
今日は、風が強く少し寒かったですね。
風邪をひかないように気をつけないと・・・
さて、本日は湖東三山の第二弾「西明寺」をご紹介します。
このお寺は、天台宗の寺院で平安時代(834年)に三修上人が仁明天皇の勅願により開創されました。
その後、祈願道場、修業道場として栄え、源頼朝が来寺して戦勝祈願されたと伝えられています。
戦国時代には、織田信長が比叡山を焼き討ちにして、その直後にこのお寺も焼き討ちにしますが、幸いに本堂、三重塔、二天門は火難を免れ現存しています。
また、本堂、三重塔は国宝に指定されています。
今年は、寅年にあたり「御前立 秘仏薬師瑠璃光如来立像(虎薬師)御開帳」(3月8日~12月12日)を行っています。
この薬師如来は、彦根藩第4代目藩主、井伊直興公寄進による虎の乗った仏像で、古来より虎の生命力、強さでもって病気を平癒させると言われています。
薬師如来が動物に乗っていることは大変めずらしく、あまり例がないそうです。
(写真:公式ホームページより)
右の写真は、二天門手前にある「夫婦杉(めおとすぎ)」と呼ばれる霊木(樹齢千年)で、良縁、夫婦和合、安産、息災延命の木だそうです。
幹や根にそっと手を当てて、霊気を頂いてくださいね。
新緑の美しい季節、湖東三山巡りはいかがでしょうか?
是非、お出かけください♪