安土城の血天井、大崎観音
2010.01.31
こんにちは!
今日は大崎寺、通称『大崎観音』についてご紹介します。
大崎観音は、JRマキノ駅から湖岸沿いに、東方3.5kmにある真言宗智山派の寺院です。
近江西国九番の札所で、奈良時代に泰澄によって開基され、尊像は聖徳太子の作といわれています。
境内の千貫松(せんかんまつ)・弁天松(べんてんまつ)と呼ばれる老松があり、春には桜も咲きます。
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朱塗りの本堂(写真左)や阿弥陀堂(写真右)があり、
阿弥陀堂には安土城落城のときの血が付いた城材をそのまま利用した天井、「安土の血天井」が有名です。
この天井は昭和41年の観音堂改修に際し、阿弥陀堂に移されたもので、
今も梅雨期には、血痕が滲み出し、その痕跡が現れると云われています。
また、境内の展望台から眺める琵琶湖の景観は本当に見事なものです。
桜の名所、海津大崎にあるので春は通常より混み合いますが、ぜひ訪れてみて下さい! 大橋