虎御前山
2010.03.16
こんにちは!
今日は長浜市中野町(旧虎姫町)にある、「虎御前山」を紹介します。
古くは長尾(ながお)山と呼ばれていたこの山は、町の北端に位置し、標高は約230mです。
戦国時代、織田信長が小谷城の浅井長政を攻めた折、
最前線として虎御前城を築き、柴田勝家の陣が置かれました。
信長は、3回にわたって砦を築かせていますが、砦は小谷城落城の後、すぐに壊されています。
昔、井筒という泉のほとりに住んでいた娘が、
旅の途中に知り合った、世々聞(せせらぎ)という名の若者と愛し合うようになり結婚しました。
ところが、顔は人間だが体は蛇という子を一度に15人も産んでしまい、
嘆き悲しんだ末に、淵に身を投げて死んでしまったといいます。
娘の名を虎姫(とらひめ)といい、
この山が虎御前山あるいは虎姫山と呼ばれるようになった由来と伝えられています。
頂上からは、東に伊吹山、西に琵琶胡が一望できます。
現在はキャンプ場も完備されています。
ぜひご家族揃ってお出掛け下さい!
ロテル・デュ・ラク 大橋