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湖北の国宝…

2010.02.11

滋賀県の湖北地方には、観音が多く残っています。

滋賀県が日本の中心に位置し、古くから主要な街道が巡り、琵琶湖を水路としていたことから

人と文化の交流拠点だったこと、己高山(木之本町)が近江国の鬼門にあたり、古くから修験場で、

独自の文化が栄えたことからの二点が観音が多く残っている要因と考えられています。

今日は、「渡岸寺観音堂 国宝十一面観音菩薩」(高月町)をご案内します。657_1[1].jpg

                                      (写真:滋賀県観光情報ホームページより参照)

十一面観音は、頭上に十一の顔をのせ、それぞれが東西南北すべてを向き、

あらゆる苦しみを取り除くといわれています

この十一面観音は全国七体の国宝十一面観音像の中で、

最も美しいと日本彫刻と言われています。

渡岸寺の近くには、高月町立観音の里歴史民俗資料館もあり、

観音や湖北地方の信仰・文化を学べます♪

湖北の観音文化に触れてみてはいかがでしょうか…

ロテル・デュ・ラク 前川

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