白洲正子特別展
2010.10.06
こんにちは♪
今日もとてもよいお天気です!
丘の上からは琵琶湖と竹生島がとても綺麗に見えていますよ♪
さて、今日は滋賀県立近代美術館で行われる「生誕100年特別展『白洲正子 神と仏、自然への祈り』」をご紹介します。
生誕100年で13回忌にあたるこの年に、随筆家・白洲正子が執筆した随筆に触れている、神・仏像や絵画の名作を中心に展示し、
季節感あふれる映像を交えて、美意識あふれる彼女の世界を紹介します。
白洲正子は特に、各地の寺社を訪れて日本の伝統的な美意識と神観念、仏教との関係などを探求し、
「かくれ里」や「近江山河抄」などの紀行文を中心としたもの、
「十一面観音」や「西国巡礼」など紀行文とともに各地の仏像などを関連づけて述べた著作などを残し、
高い評価を受けるとともに、今もその生き方に憧憬の眼差しを向ける人々が多いことで知られています。
今回の展示会では、白洲正子の著作のなかで紹介された国宝や重要文化財を含む、仏教美術や絵画などの作品を中心に
彼女が探求した神仏観と美意識など、美しいものを愛おしむ世界観を再検証しています。
人々の営みを描いた風俗画や、自然の移ろいを描いた四季山水図などから、
日本美術の魅力を見つめ直す貴重な機会となることでしょう。
芸術の秋の第一陣の展覧会にふさわしい、日本美術の名品の数々をご覧頂ける展覧会です。
ぜひこの機会にご覧ください!!
ロテル・デュ・ラク 藤田