万葉集の恋歌の舞台へ♪
2010.06.13
こんにちは。
今日から梅雨入りでしょうか?
長浜は雨のお天気です。
さて、今日は、東近江市にあります「万葉の森 船岡山」をご紹介します。
(蒲生野遊猟レリーフ)
この蒲生一帯は、万葉集のなかでもとくに有名な額田王と大海人皇子が恋歌を交わした舞台ともいわれています。
山頂には二人の「万葉歌碑」が設けられているのでご紹介します。
「茜さす紫野行き標野行き野守りは見ずや君が袖ふる」 額田王
「紫草のにほへる妹を憎くあらば人妻故にわれ恋ひめやも」 大海人皇子
人目もはばからずに袖を振って見せる大海人皇子を額田王がとがめたのに対し、大海人皇子が大胆にも人妻である額田王への激しい恋情を表した歌といわれ、万葉集を代表する相聞歌として大変有名です。
近くには、「万葉植物園」や「蒲生野遊猟レリーフ」もあり、ゆっくりと見て回ることができます。
毎年秋には、「万葉まつり」が行われ、盛り上がるようですが、今の季節も緑がきれいなのではないでしょうか?
晴れた日にはぜひ出かけたいですね♪