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蓬莱庭園 大池寺

2010.05.23

こんにちは!

今日は天気予報通り、朝からずっと雨です。

気温も下がって風も強いので、寒がりの私にはとても肌寒く感じます。

今週はずっと雨が続くみたいなのでいやですね。

さて、今日は蓬庭園 大池寺をご紹介します。

蓬莱庭園は江戸初期寛永年間に小堀遠州の作として伝えられサツキの大刈り込み鑑賞式枯山水庭園です。

秋は背景の紅葉に彩られ赤、緑、白、三色配合の美、最も美しく冬は紫褐色に変じて閑雅静寂、茶人の好む庭園となり、まさに「静中の動」とも言うべく禅味豊かな作者の非凡さを窺うことが出来ます。

尚、当寺は天平年間行基菩薩の開創の地で境内の周辺には雄大なる心字の池があり、蒼樹碧をたたえ風光明媚にして千古の霊跡を物語っています。
 

大池寺は、今から約1250年前、天平年間(729~784)諸国行脚の高僧、行基菩薩(668~749)がこの地(現在の滋賀県甲賀郡水口町名坂)を訪れた際、

日照りに悩む農民のため、灌漑用水として、「心」という字の形に4つの池を掘り、その中央に寺を建立し、一彫りごとに三拝したという「一刀三礼の釈迦丈六坐像」を安置したと伝承されています。

大池寺内には、本堂・庫裡・茶室・隠寮・書院・鐘楼・土蔵・弁天堂などがあるが、中でも本堂は、大池寺再興以来、当時のままを保ち、それは禅宗建築における仏殿様式で床は瓦敷きとなっているそうです。

書院前庭の江戸初期、小掘遠州作と称される枯山水庭園はじめ、境内いたるところに風情ある庭があり、四季を通じ自然の移り変わりを楽しむことができます。

ぜひ一度訪れてみてください♪

ロテル・デュ・ラク 藤田瑠美

 

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