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塩津港 遺跡

2016.01.01

あけましておめでとうございます。
冬とは思えない、いいお天気ですね。
さて、もう去年になりますが12月10日に西浅井町塩津港遺跡で
平安時代後期に作られた船の一部の遺跡が見つかりました。
この辺りは日本海側の物資を京都に運ぶ重要拠点で近くには
塩津海道もありました。

 
複数の板をつ なぎ合わせてつくる「構造船」の部材としては
国内最古級だそうで、びわ湖では、丸子船(全長17メートル)という船が
主流でしたが、それをを超える大きさのようです。
見つかった部材は12世紀の地層から出土し、長さ205センチ、幅58センチ、
厚さ11センチで、他にも穴にちょうど合う大きさのくぎやのみなどの工具も
出土しました。
古代から中世にかけての日本の船の実態はほとんど
知られていないらしく、日本造船史上大変な発見と言われています。
昔の人は、働き者で賢かったんだなーと改めて思いました。
 
 
 
ウェルネスリトリート&オーベルジュ
ロテル・デュ・ラク 山﨑

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